- ウッドワンキッチンの傷や汚れ・カビはつくの?
- 経年変化がどのくらいか知りたい
- 機器に不具合はある?
ウッドワンの木製キッチン「スイージー」を使い始めて、23年4月で7年になります。
わが家は、扉や引き出しの豊富なカスタマイズ性が気に入り、シミも受け入れる覚悟で導入。
無垢扉の木製キッチンだと、シミや汚れが不安ですよね。
水気が多い場所での無垢木はリスクが高いと感じる方もいらっしゃいます。
そこで、7年間使用しているわが家の本音と口コミを元にメリット・デメリットをまとめました。
わが家のウッドワンキッチン「スイージー」を見つつ、後悔ポイントや経年変化も合わせてみてみてください。

機能だけで選んだものだったら、きっと飽きていたと思います
\意見をまとめました/
- ショールームに勤めている方の経験(写真提供)
- ウッドワンキッチンへの取材(「スイージー」で14年間シミクレームがない理由)
- 7年間使い続けているわが家の経験
ウッドワンキッチン収納全公開
・オーク材キッチン(sami_houseさんのクリア塗装)
・パイン材キッチン(わが家のミディアムブラウン)
ウッドワンキッチン価格と仕様
・ショールーム展示品キッチン6つ、カップボード2つの価格紹介【22年秋から10%~15%の値上げ】
→2018年から仕様が変わり、引き出しの中はホワイトでより美しくなりました♡
・【プラン別価格表】ウッドワンキッチンのカスタマイズ性が高すぎる!
→公式サイトのプラン別価格をかみ砕いて紹介
ウッドワンキッチンの素敵な所
・オンラインで完結!扉や取っ手の着せ替えで長く楽しめるウッドワンキッチン
→ショールームに行かなくても電話しなくてもキッチンのカスタマイズができます
・木製キッチンの経年変化、日焼けはこうなる
→木だからこそ気になる経年変化、日焼けしないための工夫を紹介(経年変化は面白いですよ)
ネット上の低評価の口コミは信じなくて良い


ネット上の個人サイト等で
- 木製だから曲がる可能性あるから絶対やめた方が良い
- 製だから水に弱くてシミができそう
- コーティングしてないから油でべたべたになりそう
と、批判の口コミを見ます。
ここで気をつけてほしいのが、これはウッドワンキッチンを選択していない方の意見。
実際に採用している方たちはウッドワンキッチンを導入してよかったという声が大多数を占めています。



確かに事前情報でデメリットをきちんと考えられるのは良いですが、「違うのになぁ」とモンモンとします
ウッドワンキッチンにした後悔の口コミ
- 手あかが気になる
- 天板のサイズを大きくすれば良かった
- ステンレスでもらいサビをしてしまった
このようなレビューがあります。
多くは木製だからというものではなく、仕様を考えていなかった、掃除を怠ってしまったなどのポイント。
ステンレスのもらいサビについては、ステンレス製であればどのようなものでもあり得ます。



手あかについては塗装・素材にも関係します。わが家の写真はこの後載せてます
ウッドワンキッチンの経年変化や木の曲がり
木製キッチンだと経年変化や、木だからこそ曲がったり反ったりしないかが気になるところ。
経年劣化ではなく経年変化はある


正直、経年変化はあります。
よく経年“劣化”と言いますが、劣化と変化では大きな違いがあります。
劣化はそのものが使えなくなる・極端に悪くなることを良い、変化は単なる変化でモノが悪くなることではありません。
\樹種による経年変化/
パイン材:飴色に
オーク材:黄色が増す
ウォルナット:赤色がなくなりグレーぽく
メープル:飴色に
経年変化が気になるなら濃い色を選択
経年変化は木の本来の色でとても美しいものです。



私たちは「経年美化」と呼びます
新品の色のまま、ショールームの色のまま楽しみたい!という方は、パイン材の淡い色はおすすめしません。
パイン材にするならわが家のような濃いブラウンにするとほとんど経変変化を感じずに済みます。
扉の曲がり反りは一切なし





引き出しで固い物がはみ出てたとして、それに気づかず閉めてしまってもこれまで曲がったことはありません
木材は、その性質から【季節で伸縮するため梅雨時期では膨張し、冬は収縮し扉が開け閉めしにくくなる】と言われます。
しかし、季節や気候によってウッドワンキッチンの引き出しが動きにくいなんてことはありません。
ニュージーパインは広大で温暖なニュージーランドで、ウッドワンが一から育てているパイン材の真ん中部分だけ使われており、素材から厳選されています。
そしてウッドワンキッチンのスイージーは在庫を持たず、注文が入ってから作られるほどこだわりを持って生産されています。



計算されて作られているので安心してください
ウッドワンキッチンのシミは一切なし
- 木製キッチンだからシミが不安
ウッドワンキッチンの特殊な塗膜塗装は、とても強力でこれまでクレームはありません。
めこわが家のキッチンは気づかず醤油やソースつけっぱもありますが、シミが出来たことがありません。(よっぽどすごい塗装だと思う)
取材でシミが出来ないポイントを聞いています。
>>【インタビュー】開発者も使用する木製キッチン「スイージー」で14年間シミクレームがない理由
特殊なウレタン塗装の塗膜の厚みはウッドワンが自負するもの。
私が「自分で塗装して色を変えたい」と相談した時も「特殊なウレタン塗装をはがすのが大変かと思います……」と言われるほど。
それほど厚く塗っているのにも関わらず、木製の触り心地は変わらずすべすべして気持ちがいいです。
シミが気になるならショールームで確認を


ショールームでは、しれっと目立たない場所に塗膜のすごさを実感できる「らくらくお手入れ体験コーナー」が設置されています。



見積もりをお願いする際に体験させてもらってはどうでしょうか?
メリット・デメリット
ウッドワンキッチンを使用していて感じるメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
まるでオーダーメイドのような佇まい カスタマイズ性が高い 木製だからと言って高くない メンテナンスの手間がかからない | パイン材だとキズ・打こんができる 経年変化がある |
メンテナンスは先ほど話したように、ほとんど手間がかかりません。


【デメリット】傷・打こんができる


わが家はパイン材にしています。
広葉樹のパイン材は柔らかいため、打こんや傷ができやすいのがデメリットです。


写真のように傷も出来ています。
私は急ぐことが多く、良くモノをぶつけます。
また子どもも3人居るので、丁寧な扱いとは程遠い生活をしています。



木製でない場合下地が丸見えになっていた可能性もあるので、これはこれで許容しています
【デメリット】経年変化がある




パイン材は経年変化を楽しむ材木でもありますが、色があめ色になったかは正直、私では判別付かないくらいわかりません…。(なんとな~くくらいです)
色をウォールナットのようなミディアムブラウンにしたのもあるかも知れませんね。


オークキッチンの家
>>オークキッチンの家│韓国インテリアに似合うウッドワンキッチン



オークであれば、濃淡が激しい樹種になるので経年変化が目立ちにくく気になりにくいです
【メリット】カスタマイズ性が高い
自分好みに変更したい願いもかなえてくれます。
- 扉は30種類以上
- 収納部のサイズも変更可(取り外しもできる)
- ワークトップ変更
- シンク変更
- 取っ手の変更


【メリット】値段も高くない
木製キッチンと言えば高価格帯です。
ですが、ウッドワンキッチンは60万円くらいからあるので、普通のシステムキッチンと同等。
食洗機を付けたり、コンロやレンジフードを良いものへ変更するなどをすると、設備費がぐっと上がります。



食洗機ありにしても標準仕様93万円からとリーズナブルだと思いますよ
【メリット】メンテナンスに手間がかからない


メンテナンスというメンテナンスを行っていないわが家でも、裏側もカビも生えていません◎
しっかりと特殊なウレタン塗装をしているので、木製だからと言って水に弱いわけではありません。
IHコンロ・水栓の故障はない
設備に関するところは、特に故障もなく使えています。
IHコンロのグリルを引き出す部分は、


これもなにかをぶつけたあとがありますね。塗装は剥げていますが、使用には特に問題なし^^
ここは最近1才息子の格好の遊び場(グリル内のプレートなどをかっさらってく)になっているから特に最近傷が多くなったところ。
次に三栄水栓です。


吐水口の周りは引き出して水を流す際に動かす部分なので、細かい傷が多くなってきています。
水やお湯を出すスイッチ部分は




マットな手元になっているので、傷がよく目立ちます。
といっても撮った写真は、キズが見えるように光の加減を合わせたものです。
普段は写真より離れて使うため気になりませんね^^なめ回すように見て「あ、手元こんなにキズがあったんだ」と発見しました。
グースネックの根もとは、




特にサビや傷はなし。
パッキンがないパッキンレスタイプなので、汚れがあってもキワまで取れるのが普段使いをする場所では特にありがたい。
デメリットをあげるなら
ゆいいつデメリットをあげるなら、カッコいい~って思って採用したグースネックの根元。


ぐるぐるした部分が掃除しにくいです。…と言っても気づいたらホコリが溜まっているなというくらいです。
離れていますが水が飛ばないわけではないので、形状と相まってホコリと水が混ざり取りにくいですね。
使用方法が悪く設備は3つの修理があった
入居から6年で、機器類の修理は3回(検討含む)ありました。
●1つ目は、食洗機の排気口から泡が出る(修理)
→ 入居直後で予洗いの洗剤が落ちていなかったことが原因。ご厚意で無料で対応いただいた。
●2つ目は、食洗機が焦げ臭い(検討)
→ リンナイに問い合わせしたが、結局は底の金属にこびりついた汚れでした。
●3つ目は、まな板を落としてIHのトッププレートを割ってしまった(修理)
→ 7年目だったので修理費用は実費。ここで火災保険の使いやすさの重要さを痛感しました。
ガラストップが割れたときの修理方法でまとめています。
7年目となると設備機器類はあちこちが疲れてきています。
設備についているメーカー保証は1~2年。長期保証で5年ほど。
火災保険は火災や地震などから家や家財を守ってくれる保険ですが、家財として家に入っている設備機器の故障の修理にも使うことができます。
修理しに来てくれた方に火災保険か家電屋の補償どちらが多いのか聞きましたが、



ほとんどが家電屋さんの補償だね。リフォームなどで家電屋で長期保証の方が多いよ
と、火災保険を使う人は少ないそう。
火災保険は使うときに自己負担額があり、そこから出た分を保険会社が支払ってくれるものですが、この自己負担額により使いやすい保険になるかどうかが分かれ道。
火災保険を使う人が少ない理由としては、新築で家を建てた場合一括で「家」という設備すべて入ったものとなるためそこまで頭が回らず、新たに火災保険で(使いやすい)補償を付けようと考える人が少ないということ。
火災保険には入っているけれど、自己負担金額が少ない使いやすい保障ではないため、メーカー保証が切れた2年以上のお宅ではすべてを自己負担で直すことになります。



その実費のお宅のひとつはわが家で、IHのトッププレートは44,000円という痛手でした…
\火災保険を選ぶポイント/
最初に支払う金額との兼ね合いがありますが、大体は5年ほどで1万円アップくらいで済むので、自己負担額はなるべく低くする(できれば0円)のが、使いやすい火災保険だと言えます。
\やらなきゃ損!利用者10万人突破 /
より細かい選び方のポイントや2社(SBIと日新火災)の契約内容についてはこちらの記事をご覧ください。


<まとめ>ウッドワンキッチンは長年育てていくキッチン


お掃除してなかった裏側とか扉を外してみたりじっくり見てみましたが、カビが発生していることもなかったです。
- パイン材は傷や打痕は付きやすい
- シミはなし
- 他のメーカー同様、設備機器類に不具合や修理はある
- ウッドワンキッチンにして後悔なし
- 6年経った今は「キッチンを育てる」感覚



ウッドワンにして良かった~!
10年後も20年後もこのレビュー書きたい^^
こちらの4年経つオークでもカビやシミは一切ありませんでした!


オークのが硬いので、傷や打痕はパインに比べかな〜り少なくなります(samiさんのお宅では見つけられないほど)。値段との兼ね合いですが、2016年当時で確か10万ほどの違い。



今なら値段より好みで決めます
キッチンとは20年~30年またはそれ以上と長い付き合いになるもの。ウッドワンキッチンは思っているより丈夫です。
メンテナンスや丈夫さで悩んでいるくらいなら他メーカーと一緒。好きなものを選択して良いと思いますよ。
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- 掲載されている情報は、ほーむずさんちが独自にリサーチした時点の情報です。最新の価格や商品の詳細等については、公式サイトよりご確認ください。
コメント
コメント一覧 (2件)
10年後が気になりたどり着きました。スイージーにしました。楽しみです!
参考になり嬉しいです^^うちは7年目なので、10年目もレビューしますね!