木製キッチンで気になるのは、日焼けや経年変化ではないでしょうか。
わが家はパイン材のキッチンが7年目ですが、日々使っているとあまりわかりません。
カップボードの見積もりを取った時に、良い比較できる素材があったのでショールームで撮影させていただきました。
- オークの日焼けは、黄色になる
- なるべくガラス越しには設置しない
- パイン材の経年変化は、飴色になる
- 経年変化は木材ならするもの、受け入れよう

オークの日焼け
ショールームでは、ガラス越しにキッチンが設置されています。
その場所のキッチンはこちら。

一瞬パイン材?と思うほど黄色がかっていたのですが、どうみてもオーク材。
ショールームの担当の方に聞いてみると、

場所がガラス越しなので真っ黄色になってしまってるんですよ…
そこで、展示始めて半年以上たったサンプル品と比較させていただきました。


手前が半年間店内で保管されているサンプル品、奥がガラス越しに日焼け(半年も経ってない)したものです。
こう比較すると結構違いますよね。
キッチンは、たいてい日焼けガンガンする場所には設置されないため、サンプル品が通常の状態です。
一方こちらのキッチンはガラスに囲われたショールームの中でも、比較的内側に設置されています。


これが本来の色味。




本来の姿を楽しみたいのであれば、窓から近いところや日当たり抜群のところに置くことを避けたいですね。
パイン材の経年変化
パイン材は時間が経つとともに色味が変わりやすい材木です。
左が経年変化前、右が後です。


飴色になっています。
ウッドワンは、特殊ウレタンを塗膜していて、シミにはものすごく強い。
それは「スイージーが発足して20年経つ現在でもウレタン塗装が取れたという案件は一件もない」実績のお墨付きです。



タレや醤油がついちゃったとしても、後から拭けばスルッと取れる
ウレタン塗装の効果はしっかり維持しつつ、経年変化も楽しめる素敵なキッチンです。
ちなみに比較写真の色味は、最近になって登場したライト色で、オークに似せて作られたものです。


オークはパイン材から数万円から十数万円ほどグレードアップして選択できない方もいるため、ウッドワンとしての解決策として新たな色味として入れたとのこと。
見てみると、


え?全部オークじゃないの?
実は後ろのキッチンがオーク。手前の床に建てられている高さが同じふたつがオークに似せて作られたもの。
色味ばっちりすぎる。



ただ、パイン材は柔らかいため、打痕キズが目立ちやすいです。
色味の違いはほぼ同じですが、材質に変わりはないため、キズに強いキッチンが良いなら、広葉樹のオークやウォルナット材・メープルを選択してくださいね。
→ パイン材キッチンの6年後(収納はこちら)
経年変化は抑えられる?
出来立ての状態が好みの状態ならそれを維持したいと思う方もいますよね。
担当の方の話では、「経年変化を抑えることは出来ない」とのこと。
そういった場合は、経年変化が少ない材種または、経年変化後で好きな木材を選ぶと良いでしょう。
パイン材:飴色に
オーク材:黄色が増す
ウォルナット:赤色がなくなりグレーぽく
メープル:飴色に
日焼けは美しさ激減、経年変化は楽しむ
日焼けは本来の美しい状態を維持できていないため、設置をする際はなるべく窓から離したり、日差しが強い場所を避ける様にします。
反対に経年変化は必然的に起こるものなので、好きな色あいや木目などから樹種を選ぶと間違いが起きないです。
ウッドワンキッチンの実際に使っているお宅にお邪魔して撮影しています。
こちらも是非参考にしてくださいね^^
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コメント
コメント一覧 (1件)
どの木にするか迷っていたので、経年変化が見れて良かったです。