マイホーム入居当時から安い防草シートを使っています。
2019年末からは同じ条件で同じ場所に安いシートと、防草シートより高いシート両方が使われている場所があり、どう違うのか実験しました。
…値段は値段でした。余計な出費をしていたみたいです
わが家の過酷な環境の確認
入居2016年当時からすでに7年以上雑草と戦ってきました。
クラピアやダイカンドラなどのグランドカバーを植えたり、植樹して日陰にして雑草を生えにくくしたり、はたまたモルタルを練って庭に石を敷いたりと。
私は植物は好きだけど、好きな植物を弱らせていく雑草は好きにはなれません。
見て見ぬふり放置しがちでもありますし、冬はマルチングとしてわざと取らないこともあります。
赤ちゃんが生まれた2020年からは家庭菜園を管理できなく、種が飛んでこないように黒マルチを貼ってやり過ごしているほどです。
更に大昔数メートル下は川が通っていたほど掘ると水がじっとり出るほどの粘土質。
上記のことから過酷な環境ということが伝わったのではないかと思います。
隣の土地に家やコンクリが打たれない限り、またほーむずさんちの庭がコンクリ打ちにならない限りは、この戦いは続くでしょう…。
これまで雑草対策で使ってきた資材
場所により、雑草防止に使っている資材はさまざまです。ネットだと強力なタイプの防草シートがあるようですが、まずは手に入りやすいホームセンターのものを使っています。
日用品と一緒に購入出来るのでラインを超えたら送料もかかりませんしね(^^)
【使っている場所︰商品名】
- 様々:カインズホームの防草シート「防草シート ブラック」
- 様々:カインズホームの防草シート「雑草ブロックシート ブラック」
- 家の周り:工務店が設置した防草シート+砂利3cm
- 駐車場:砂利のみ
防草シートだけの所もありますし、上に砂利を敷いているところもありますし、過去は安いものの上に敷石を敷いたことも。
あっという間に野生?のオニシバに浸食されてしまいました。石をはがしたときに地下茎でびっしりな防草シートを見て使うのをやめました。
カインズ防草シートの比較
入居時の防草シートの効果と、カインズの防草シートの効果をそれぞれ紹介します。
入居時に家の周りに敷かれた「防草シート+砂利約3cm」
ここはカインズの防草シートではありません。
西側、他の住居と隣接しています。
こちらは家を建てる時に業者が施工した「防草シート+砂利3cm」部分です。確か3cm、いや3~5cmほどあります。防犯用の砂利なので踏み固まることはありません。
家から1mの範囲はすべてこの防草シートと砂利を敷いてもらっているのですが、この白い防犯砂利は出てきた草が抜けやすい気がします。
左は9月に伸びた雑草の状態。地下茎で伸びるタイプの草が多いのですが、ちらほらと種が落ちた雑草が単体でちらほら出てきます。が、5分ほど手でむしり取ればご覧の通り綺麗になります。
砂利の上にはえている地下茎で広がる雑草は、
手ですっと気持ちよく抜けます。
コレ、防草シートと砂利の上にあるものはスッと抜けるのですが、家の基礎と防草シートの間にある☟の雑草はかなりしっかり根っこが張っていてブチブチ切れてしまいます。
【安い】カインズホームの防草シート「防草シート ブラック」
最初に購入した一番安価な防草シートです。
公式ページには耐久性は2~3年と書かれています。
上記は使用して2年ほどの場所。上に砂やものが乗るわけではないので状態は良いです。しかし、下から生えてきているイネ科の雑草はそのまま突き出てしまっています。
初めに敷いた石貼りの下は、先ほどオニシバで紹介した通り意味をなしていなかったので残りを倉庫に置いていたのですが、こういう使い方ならある程度雑草を見えなくする効果がありますね。
【高い】カインズホームの防草シート「雑草ブロックシート ブラック」
防草シートは編んであるのに対し、この雑草ブロックシートは特殊な不織布でランダムに編まれるように作られています。日の光はほとんど通しません。
写真は使用してから約2年経っています。ご覧の通り、突き出てくる雑草はありません。
草が気になるなら前提としてやめた方がいいこと
- 地下茎で生長する植物(今回はオニシバ)が居るのに安い“土決め”
- 砂利敷きの駐車場
地下茎で生長する植物(今回はオニシバ)が居るのに安い“土決め”
業者に4本植樹してもらった際に、石を敷いてもらいました。安く依頼できる“土決め”という方法です。
数年で石の間にコケがはえるようになり、雑草も目立たなくなりますよ
え? このシバみたいな極太のやつが居てもですか?
はい。よっぽど大丈夫かと
(専門家が言ってるし…)じゃぁ安いし土決めでっ!
はい。無理でした( ;∀;)
オニシバはコレです。
上記の写真は以下の記事から…地下茎でも広がる芝とはずっと戦っています
ある程度オニシバを取りながら業者は進めてくれたんですけど、もうね、1年経つ頃には敷いた石の下はバリバリに根を伸ばしてて、のびのびと元気に生きてた。
で、このまま無理と気づいてDIYでモルタルを練って道を作り直しました……
シバがいなければ土決めでも耐えれたかもしれませんが、ちぎれた状態のが残っているだけで復活できる強健さを持つので、蔓延している状態なら土決めはオススメできません。
砂利敷きの駐車場
過去の記事でお伝えしている通り、あまりオススメは出来ません。
コンクリ打ちにするとコストはぐっと、えっ?ってほど上がるのでお安い砂利は魅力的です。
しかし砂利を厚く盛っても、やっぱり雑草ははえてきます。
わが家で北側で蔓延っているのは、春に土筆(つくし)が生えるスギナ。
こちらも芝と同じく地下茎で伸びるので、除草剤を撒いて冬はいなくなったなぁと思っても、ちょっと暖かくなった頃に毎年元気に出てきます。強力な除草剤を撒いても、です。
雑草との付き合い方としては、
- こまめに刈り取り、栄養を地下茎に行かせないようにして年々少しずつ弱らして樹勢をキープする
- いっそのことフワフワ可愛い庭の草として受け入れる(ある程度間引かないと数年後には一面スギナだらけ…)
どちらも無理~って方はコンクリを。コンクリも単にコンクリだけだと数年経過すると汚れて見栄えが悪くなるので、目立ちづらい洗い出しにしたり、ここはプロの方に相談して決めるといいかなと思います。
雑草の生えない庭づくりは難しい。
生えてきた草は家庭用草刈り機
永遠に終わらない雑草取りは家電に頼って正解!
ものすごいスローペースの庭造りなので、まだまだ整備できてません。
家庭用草刈り機で梅雨前と、冬前に一気に刈ることで、「あぁ草取らなきゃ……」がだいぶ軽減されました。
>>山善の家庭用草刈機。意外と手こずった替刃の取り替え方法を解説。
少なくて手軽な草刈り機
いやいや、そこまで大きくなくていいよ! という方は片手で持つタイプの草刈り機がいいかも。
バリカンでもあり、ブレード(刃)を交換すると草刈り機として使用できます。
\本体/
\ブレード/
【結論】雑草防止にリピートするなら雑草ブロックシート一択
絶対、雑草ブロックシート一択です!
雑草が突き出てくることはないし、地を這うタイプのヒメイワダレソウもこの上には根をはっていないので使うならブロックシート。
除草剤の選び方はこちらをご覧ください↓
カインズ以外なら
こういう不織布で厚いものを選択してくださいね↓
除草剤を使うなら…ラウンドアップシリーズで、形状はお好みに合わせて(^^)わが家は楽天で買ってます。
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