捨て活はとっても人気ですよね。
めこその”手放す”という行動が、実は防災につながっているんです。
なぜ防災(減災)につながるのか、そこを今回は深堀りしてみようと思います。
防災につながっているんだと思ったのは私自身の経験から。家の整理をある程度終え、整理収納アドバイザーの資格を取得したのですが、漠然とした不安が消えなかったんです。
もしかしたらと思って、防災士の資格を取得して、防災まで考えて捨て活してみました。これが当たり。
防災士を取得して1年半、
- 捨て活して空いたかばんに「防災ポーチ」を
- 買い物につぎ込まなくなったお金は「備蓄、体験、貯蓄の将来への投資」に変わり
- 空白ができた収納には「ローリングストック」を持つ
上記のように変わってきたことで、日々の暮らしのモヤモヤや不安が小さくなっているのをすごく実感しています。
夫に汚部屋をひた隠しにしていた、新婚当初の自分に言いたい。



見た目を気にする「綺麗で素敵なインテリア」ではなく、モノの量を適正にした「すっきり安全な家」に気づいて
私の経験から、この動画を開いてくれたあなたには、捨て活のほんの少し先にある”防災”まで考えて、モノを手放してほしい。せっかくやるなら日々の捨て活を、ちょっとの工夫で一石二鳥にも三鳥にもしちゃいましょう。
映像は捨て活の様子です。ラジオ感覚で聞いていっていただけたら嬉しいです。
捨て活が防災につながる理由とワンポイント
- 逃げ道を確保できる
- モノが頭上から落ちてこなくなる
- 冷静に行動できる環境がつくれる
- 寝ている時に危険な目に合わないで済む
- 備蓄スペースの確保ができる
- 備蓄の管理がしやすくなる
- 家族と大事なコト・モノの場所を共有しやすくなる
- 火災のリスクが減る
逃げ道を確保できる
そもそも床にモノがなければ、引っ掛かって転倒・ケガをする可能性が低くなります。
地震が起きたときには、もしかしたら棚にあるモノが落ちて散乱しているかも知れないし、窓ガラスが割れて落ちているかも知れません。
こんな時、普段から床にモノが無ければ、もしも何か落ちていたら危険なものと判断できます。大切なモノを床から探さないで済みます。
いきなり停電したとして、懐中電灯や玄関まで、無事にサッとたどり着ける状況にあれば、さらに良い。



下敷になると命にかかわるような、大きな棚や冷蔵庫は優先して固定しよう
冷蔵庫の固定金具をめっちゃ調べたんです。結局、冷蔵庫には持ち手が上部についていることがほとんどなので、壁に固定できる金具と、紐があれば固定できるとわかりました。だから、全然違うメーカーのものでもいい。
階段や玄関までの逃げ道には、センサーライトを。
電池式でも、コンセントに差し込んで停電時には外して使えるものでも、どちらでもOK。
寝室には踏み抜きスリッパを用意しておくとより安心です。
\わが家のTOSHIBA冷蔵庫に使ってます/
モノが頭上から落ちてこなくなる


「頭上に置くこと」をやめることで、落下物でケガをするリスク防止になります。



可愛い花瓶や写真入りの額縁を飾っていませんか?
小さな花瓶でも、落ちてくるものは凶器となります。合わせて、重いモノを高い所から降ろしたり、処分対象に。整理収納の考えとしても、重いものは面倒になり取り出さなくなりやすいので、頭上には置かず取り出しやすい、ひざ下くらいまでにしましょう。
冷静に行動できる環境がつくれる
逃げ道を確保するでも少しお伝えしましたが、モノが転がっていないということは、避難するときにかき分けなくて済むのでパニックになりにくいです。
また、火災が起きたとしても、消火器をすぐに手に取れたり、大事なものを探す手間も必要ないのが大きなメリット。



だからこそ、モノの住所設定も大事になります
寝ている時に危険な目に合わないで済む
寝室レイアウトで、大きな棚をベッドと向いあわせで置いたり、おしゃれだからと大きな間接照明を置いたり、枕もとに冷蔵庫を置いている方いませんか?
特に寝室は優先して捨て活をし、大きな棚などは置かないようにしたいところです。
理想はモノがないこと。防災的にも睡眠の質にも「がらん」な状態がいい。
どうしてもモノが必要な場合は、捨て活して空いたところへ移動をさせて、寝ている人に倒れてこないようにしてください。棚はもちろん固定金具で固定を。



子ども部屋のロフトベッドはつなげて倒れにくくしています
寝室の火災報知器のテストで、電池がまだあるか確認を。
備蓄スペースの確保ができる


捨て活をする大きなメリットの一つが、収納空間に余裕ができることです。
私は子ども3人+夫婦の5人家族です。
長期備蓄なんてそんな量を置くとこなんてない💦と思っていたのですが、捨て活をして0.5畳の備蓄庫を作ることができました。とはいえ、使ってみると0.5畳も必要ありませんでした。
\ 実は、1~2週間程度の自宅備蓄ってこれくらい /
- 水は各部屋に分散収納
- 缶詰やインスタント麺・シリアルなどを多めにローリングストック
- 非常用トイレセットや長期保存食を0.5畳の(0.25畳でも余裕)の備蓄庫へ



0.25畳(90cm×45cm)ならいけそうな気がしません?
捨て活で空いた備蓄庫にあったモノは、今となっては処分したものを思い出せないほど。大量の思い出品のために収納を占拠させていたんだなと、未来のために場所を開けてよかったと感じています。
備蓄の管理がしやすくなる
期限が切れていた、在庫にあったのに買ってしまった経験はありませんか?



記憶力だけでは生きていけないお年頃なので、私はよくあります
モノが自分のキャパ以上にあれば、管理できなくなるのは当然。私は人より管理できる量が少ないので、専用の洗剤を持たないように変えたり、ゴミ箱を少なくしたりしています。
備蓄も分散させすぎると管理しにくくなるので、ある程度まとまって置けるようになるのが捨て活。
むしろ目的の場所に日用品を集合させて管理しやすくしたいから、整理や捨て活を進めるようにしています。
模様替えをすることで、固定概念にとらわれず、自分が管理しやすい「ありたい姿」を優先。ありたい姿へ向かうにはどこを整理したらよいか考えるイメージです。
家族と大事なコト・モノの場所を共有しやすくなる
もしものときに、あなたがいなくても大切なモノを取り出せるようになっていますか?
「あれってどこにあった?」なんて言葉がとびかう家庭はキケンかも。
大切なモノ=通帳やカードなどの銀行関連、家や土地の所有者(登記簿謄本)の証明書や、証券会社のパスワードなど
整理の大きな流れは、
- 分けて必要なモノだけにする
- どこにあったらより使いやすいか考える
- 収納する住所を決める
この中で、捨て活が担当しているのは最初の段階の「分けて必要なものだけにする」です。
この先の「どこにあったらより使いやすいか考える」「収納場所を決める」をすることで、整理収納のPDCAサイクルが循環するわけです。



部屋は騒がしいけど定位置はあるよって方、これはどうですか?
- もしものとき、モノをかき分けたり探さず、持ち出せますか? (もちろん命が優先)
- パスワードは安全かつ、家族にしかわからないところに共有できていますか?
- 分かりやすいからと来客者が見えるところに置いていないですか?
- 大切なモノは、空き巣狙いが窓からのぞける位置にありませんか?
私は口に出していて痛いです…
捨て活をしたあとの収納場所を決めるときに、使いやすいところに収納するだけではなく、ぜひ防災目線でも考えていただきたいです。
引っ越しがしやすくなる
家の中をモノが少なくなって、整理整頓して、家具固定ができていても、住んでいるその土地が海や川に飲み込まれてしまうリスクが高い地域であればあまり意味がありません。
そんなときに一番有効なのは「引っ越し」。モノが少なければ引っ越しも気が重くなりにくいです。



ミニマリストで防災しているのがほんと最強だと思う
わが家は、10年前に家を建てて家族5人で一軒家に住んでいますが、ランニングコストがかなりかかるので、賃貸でもよかったな…と思っています。
火災のリスクが減る
モノが減るということは、家電も減るし、モノを動かさずとも掃除ができるようになるということ。
掃除で一番面倒なのは、取り抱える前にその場の片付けが必要なこと。
モノにまみれた状態なら見えなかった、コンセントの根本までチラッとのぞけるくらいまでになれば、根本がホコリを被っているのもわかるようになります。



火災予防ができる状態になります
とはいえ、掃除機かけるのすら面倒くさがりさん(私含む)は、お掃除ロボットに頼んじゃいましょう。
コンセントには100円ショップなどのコンセントカバーを付ける
捨て活で大事なこと
服を250着以上持っていた私が強く感じている、捨て活で大事なことは大きく3つです。
「売る」待ちが発生するなら、捨てる


これは本当に思う。売る・処分待ちが増えるとスッキリした空間が生まれないため、モノを置きやすくなる。モノを呼びこむ要因になるので、手放すまでに時間がかかるものは、思い切って捨てることを検討してください。
売るなら…
- 古いPCは買い取り依頼
- 本・電子機器などの複数アイテムは、ブックオフなどの宅配買取りを利用する
捨てるなら…
- 大きな家具は即、粗大ごみ回収を依頼
収納ボックスは空いたら捨てる


収納用品が一番場所を取ります。



空の無印の引き出しを取っておいてありませんか?
捨て活をすると、これまで収納用品に入っていたものがなくなり、箱だけが残ってきます。収納用品だけでタワーができちゃうくらいに…。
わが家のタワーは倒れてこないか心配なほど多いです。子どもたちが引き出しとして使うからと取っておいてありますが「こんなに要らないかもな…」と視界に入るたびにずっと引っ掛かっています。
夫が割れたファイルボックスをガムテープでつなげて残しているくらい(子どもの作品は、将来使うことはないと捨てるくせに)なので、処分までは遠い道のりですが、少しずつ減らしていきます。
収納用品が余ったということは、成長した証。もったいない・使うかもしれない症は脱ぎ捨てましょう。
処分できたら、もうひと皮むけた証拠です。
防災アイテムであっても不要なら早めに使ってしまう


これは教訓です。
汚部屋から普通部屋になりましたが、今でも買い物によく失敗します。さらに言えば、商品提供で動画作成のご依頼もあるので、モノがたまりやすい環境です。



よりアップデートされたアイテムもどんどん出てくるし…
今悩んでいるのが大量に備蓄している「カセットガスの消費」です。
7年の使用期限なので、使えるだろうと思って昨年購入し、現在合計36本くらいあるのですが、ほんとうに減らない。いや、たぶん7年では使えるんです。
ただ、私が管理するものが多いと疲れてしまうので、今完全に「使用しなければ…」に追われてしまっています。最初はこれが適正量だと思って買ってたんですけどね…。
備蓄は買いだしたらグッと増えて、だんだん適正量になっていくんじゃないかな。
防災の基本が片付けなのは頭ではわかってる
暮らしの中でモヤモヤや、原因がわからない不安があるなら、捨て活しつつ防災まで意識してみてください。
一気にやろうとすると時間がかかって大変です。ここまで聞いてくれたあなたを応援してますし、私のことも応援してください(厚かましいわ)
せっかくやるなら日々の捨て活を、ちょっとの工夫で一石二鳥にも三鳥にもしちゃおう。




















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