- ウンベラータの丸坊主ってやってもいいの?
- 葉が小さくなってきた時の再生方法を知りたい!
- 丸坊主のビフォーアフターを見たい
フィカス・アルテシマよりもやさしい印象を持つハート型で薄い葉をもつフィカス・ウンベラータは、以前から人気の観葉植物です。
憧れの北欧インテリアにあこがれて、ブロガーさんたちのお家によくある植物がウンベラータ。ウンベラータはもともと熱帯植物で暑さと多湿が好きなのですが、実は耐陰性もあり室内でも育つほどかなり丈夫なんです。
そして、剪定を適当にしても樹の芽吹く力が強いので、よっぽど弱っていなければ目が出てくるのが園芸初心者にとってありがたいところ。
2017年にほぼ丸坊主にしてから、毎年春になると少しずつカットしながら室内で育ててきたウンベラータ母ちゃん。
この時は、南向きのウッドデッキに6月中旬(うろ覚え)に出しました。毎日水やりをするほどぐんぐん伸びて9月にはもりもりの葉となりました^^
このウンベラータがかなり大きくのっぽさんになったので、この春に強剪定しつつ元気になってもらうことにします。
今回はほぼ丸坊主ではなく、きっちりとした丸坊主にしますよ。
ウンベラータは丸坊主にしても強い
よっぽど弱まっていなければ丸坊主にしても枯れる可能性は少ないです。
ただしポイントがあります。
\ 成功させるポイント /
- 剪定は夜の寒さが弱まる5月以降にする
- 日光にしっかり当てる
- 屋外に出すときは日陰または半日陰
- 水は欲しがったらあげる(夏は毎日1回または2回)
日光がだいすきな植物です。室内でも育つとはいえ、丸坊主にする場合は外で管理した方がしっかりした芽が出てきます。
いきなりに太陽光にさらしてしまうと下記のように葉焼けさせてしまいます。
室内で育てていた場合で屋外に出す時は、半日陰または日陰で養生させて慣らしてください。そのまま夏越しでOK。
7年間室内で育てていての丸坊主経験を3回ほどしていますが、蒸し暑さには強いと感じています。水をあげていれば夏バテはしないですが水が大好きなので、毎日朝方に1回・または朝夕で2回あげて水切れがないようにします。
2022年は葉なしの丸坊主にしてみた
【2022年4月末】剪定前の状態は葉あり
同じお店ではないですが同じくらいのサイズ感↓
4月12日、日中は24℃を超えてきたころに外管理&選定を決行しました。
最低気温は9℃から16℃くらいでまだ安定する時期ではありません。ウンベラータにとって5月越えると良い感じですが…やれるときにやっておきます。
出すところは南向きで夏ばはだしではあるけないほど熱くなる樹脂ウッドデッキですが、西日があるのは壁の向こう側なので、日が当たるのは午前中です。
→ウッドデッキを2間9尺拡張したとき【YKKAPリウッドデッキ】ウッドデッキ拡張のビフォーアフター
午前中といっても、床が土でないため鉢元が熱くなります。
鉢は動きやすいように
キャスター付きの台に載ってます。
鉄のしっかりとした面に、3点のキャスターなので丈夫です。どこで買ったかは記憶にないです(._.)
葉の状態を確認
ここ2年は室内管理で水は辛めだったので、
黄変してきてたり、
新しい葉は小さくなってきてしまいました。植え替えもしていないのでそれもあるんでしょう…。
丸坊主カット完了
はい。
つるつる完成
もともと曲がり仕立てで購入したので、来たときのサイズとほぼ同じまで切り戻ししました。
毎年剪定していましたが生長ははやいので、カットした枝葉はかなり長い。
一番長いもので80cm超えていました。
枝に対して小さな鉢しかなかったので、根付くかはわかりませんが、
赤玉土に挿し木してみます(*^^*)支えがないと倒れちゃうのでどうにかしないと。
ここは日当たり抜群すぎるので日陰に移動も必要かも知れません。
選定をする
体力が心配になりますが、バッサリとし更新をはかります。
3本の枝それぞれカットします。新しい枝は、葉が出ていた跡の上から出てきます。
一番伸びていた枝の側面には丸がよく見えるのですが、これは葉が生えた痕。
この上の位置から出て欲しい角度だったので、ココでカット。樹液がしたたれるほど出てくるのでカットすると木口に木くずが付いています。
真ん中の長さの枝は
先程の枝と向きを変えました。ウンベラータは強いので大丈夫ですが、もう少しスパっと切れたほうがいいですね。
こちらは一番下の細い枝。
葉の跡がわからなかったので適当に。どの向きででるかなー?
樹液はアク抜きをする
ウンベラータはカットしたり、葉を取ると樹液が出てきます。これは触れると体質によっては皮膚がかぶれてしまうことがあります。
そのため、グローブやゴム手袋などをした方がよいです。また、触れてしまった場合はハンドソー等で洗うか、流水でよく流してください。
肌荒れに強い人でも、結構ベタベタするので素手は止めた方がいいです
カットした枝を挿し木に使う場合は、水に5分ほどつけてアク抜きをします。
ただ、私は面倒くさがりなので…
シャワーで流しました。
剪定カットのビフォーアフター
カット前とカット後のビフォーアフターを。
ビフォー
アフター
つるつるになっちゃったけど、暑さと多湿が大好きなウンベラータは大丈夫でしょう!
肥料も与えました♡大きな葉が出てくると嬉しいなー!
4月はまだ夜は冷えてくるので、心配な方は5月入ってからが安心だと思います(^^)最低気温13℃を下回らない時期が目安です。
【5か月後】丸坊主からモリモリ
丸坊主にしてから5か月ほどが経ちました。
いや、モリモリすぎ( ´艸`
芽吹く力が強く、予想とは全然違う位置から出てきた茎もありました。剪定で考えたはいいものの、とりあえず
特に株元から出てきた枝もあります。
この茎は細いし不要な場所にあるのでその内カットします。
葉はとても元気になり、両手を広げたくらいに大きな葉が出て来てくれました^^
もともと枝先の葉がこんなに小さかったので嬉しい~。
根付くか心配だった80cmの先端の枝も、持ち上げられるほど根っこが出ました。
台風でしばらく横倒しで過ごしましたが、元気にしてます。
ウンベラータ丸坊主からのビフォーアフター
ちょっとわかりにくいかも知れませんが、元気に葉を展開してくれました^^
あとはすこし枝を整理して冬越ししようと思います。
\ 成功させるポイント /
- 剪定は夜の寒さが弱まる5月以降にする
- 日光にしっかり当てる
- 屋外に出すときは日陰または半日陰
- 水は欲しがったらあげる(夏は毎日1回または2回)
ウンベラータの丸坊主はしてもいいですが、上記のポイントを守った方が成功しやすいです。
ポイントを守ればズボラな私でも失敗したことありません。水切れにならないようにしてください。
こちらは葉焼けさせてしまったキセロさん、外のモミジの木陰ですくすく育ってます。
室内で植物を育てるなら窓とカーテンの間もオススメです。
2017年の初チャレンジでも成功
2017年に初チャレンジしたときの記録です。ほんの少し葉を残しています
2017年春に剪定したウンベさん。
ガンガンと大きな葉っぱを広げて成長してくれました!前に報告した剪定前と後の写真比べると…
【before】
挿し木は成功し、5枚ほど展開した後、母のところへお嫁に行きました。
植え替えした根がモリモリだったらしく良かった( *´艸)
▲6月中旬くらいだったかな?
【after】
▲9月下旬
モリッ葉も元気です。
beforeの時から20枚以上剪定してますので、相当な枚数の葉を展開してくれて嬉しい限り( *´艸)
成長が早く、成長している姿がはっきり目視できるウンベラータ、好きです。
もともとこういった↓曲がり仕立てを購入しました(*´▽`*)
室内グリーンとしてありがたいのは、通気が多少悪くてもウンベは強いと感じるところ。日が好きなので、春から徐々に外に出してそのまま夏もしっかり超えられます。
まとめ:よほど弱った株でなければ元気になる
ウンベラータは強いです。
乾燥にも強いので室内(カーテン越し)の環境にはもって来いの植物。
心配な場合、緑の葉を3枚程度残して養生してあげてください
- 記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がほーむずさんちに還元されることがあります。
- 掲載されている情報は、ほーむずさんちが独自にリサーチした時点の情報です。最新の価格や商品の詳細等については、公式サイトよりご確認ください。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] ハートの葉がかわいいウンベラータ丸刈りビフォーアフター […]