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ほーむず めこ
元汚部屋の整理収納アドバイザー
家づくりで汚部屋から脱出した、こだわりすぎる家ヘンタイ。片付けられない人のために家づくりで重要なポイント・コツを言語化している。
服200着→50着│飲みかけのペットボトル6本→0本│子ども3人フルタイム経理│整理収納アドバイザー1級│クリンネスト1級
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【実験結果】あじさいカットのタイミングで花の咲く位置を変える

母の日にも人気のアジサイ。品種も多く育てやすいので庭にあるおうちも多いのではないでしょうか?

お手てを広げるようにびっしりと葉を付けるので雑草対策にも良いです。

わが家では去年から興味があってちょっと実験をしています^^

アジサイの花は、“今年伸びた枝には花芽をつけない”と言われています。昨年伸びた枝に花が付くと。今年伸びた枝に2年越しで花が咲くんですね。初めて出る枝は緑で柔らかく、二年目の枝は木質化しています。

そして剪定は、花終わりから7月中に行います。

今年の実験は、アジサイの花が終わってすぐに花のみカットしたもの、花が終わり7月頃に2節と3節目の間でカットをしたもの、そのまま終わった花をつけたままにしたものの3つを同じ株で行ってみました。

めこ

カットする位置で花は咲くのか、花のサイズや枝の伸びる長さはどうなのかなどを知りたい!

実験結果はこのようになりました。

①アジサイの花が終わってすぐに花のみカット
 →大きく花を咲かせたい・アジサイを大きくしたい人に
  ・梅雨明け前にカットするのでその後も生長し、茎が長くなる
  ・4月に出てくる葉も大きい
  ・花芽も複数上がる
  
②花が終わり7月頃に2節から3節目の間でカット

 →その年の花も楽しみたい・アジサイ自体の大きさもほどほどで良い人に
  ・花が終わる7月にカットするので花も楽しめる
   翌年の花もほどほどに楽しめる
  ・花終わりまで待つので茎が伸びず大きくならない
  
③終わった花をつけたままにしたものの

 →オススメしません…
  ・花が小さくなる・または咲かない可能性も
  ・終わった花がちょっと汚く見える
  ・茎が細く葉も小さくなる

・日当たりは半日陰(若干西日が当たる)
・東海地方
・地植えしていて粘土質
・株自体は3か4年目
・肥料はほとんどあげてません

どのように変化したのか紹介します。

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アジサイの花芽が付くのは去年の枝

写真の左の茶色の枝と、右の青い枝の違いがわかりますか?

スギナが生えてていやだわ…。

左の茶色い枝は今年は咲きます。右の青い(緑)枝は、今年4月になってから伸びたものなので今年は咲きません。

実験内容

落葉してからカットすると、花芽を落とすので翌年は花は咲きません。強剪定でコンパクトにしたい場合は、冬に行いますが翌年の花は咲きません。

-実験条件-

同じ株(ダンスパーティー)の違う枝にてカット方法を変えて成長速度を観察

①アジサイの花が終わってすぐに花のみカット
②花が終わり7月頃に2節から3節目の間でカット
③終わった花をつけたままにしたものの


日当たりは半日陰(若干西日が当たる)
東海地方
地植えしていて粘土質
株自体は3か4年目

わが家にはアナベルもありますが、植えている方が多い園芸種で行います。

ダンスパーティーはこのような可愛いあじさい。

葉はつやつや。花色はアルカリ性なら淡いピンクに、酸性ならブルーがかります。

わが家のダンスパーティーは酸度調整していないので若干青色になりつつありますね^^

雑木の庭にもマッチする透け感。

①アジサイの花が終わってすぐに花のみカット

ダンスパーティーの花(ガク)が薄汚れてきてしまった頃に花だけをカット。

6月

この写真ではすでに3節目から芽が出てきていますね。

そしてそのまま置いておき、約4か月経った10月の状態がこちら☟

10月

株の左側のぴょんっと上に出ているのが花後すぐにカットしたもの。

カットした後、ぐんぐん伸びました(*´▽`*)

他の枝との生長速度が全然違うので茎に栄養が行ったということですかね。

2月、落葉していた枝や根もとから、

芽が出てきていました。もう少し暖かくなるまでは芽はこのサイズのまま。

今年はとても寒い冬だったので驚きです。

3月になると、

株元にも新しい芽が出てきました。アジサイは新芽がバラのように開いてくるのでこれも可愛い(*´▽`*)

4月中旬になると、

しっかりにょきっと出た茎から葉が出てきました。

近くへ寄ってみると、

緑の茎が今年4月になって伸びたものです。芽がそのまま生長して、枝分かれして集合しているのがわかります。

上からみると、

葉もこの茎以外の葉よりも大きく、蕾もしっかり多く生長が早いのがわかります。

ということは、花が終わったらなるべく早くに落とした方がいいってことに感じますね。

②花が終わり7月頃に2節から3節目の間でカット

栽培本やyoutubeなどで、「ここが剪定するギリギリの時期ですよ」と言われる7月に、花が終わってからカットしたもの。

節の上でカットしているので、

こんな感じの見た目になります。

2月の時にも①と同じく花芽が付いた状態で冬越ししました。

4月になると、カットした枝の根本の芽がしっかりと動き出し

葉が出てきました。蕾もあがってきてますが心なしか①より小さく感じます。

7月ぎりぎりだと、花は小さくなるけど咲きそう

③終わった花をつけたままにしたものの

今度はやってはいけないと言われている、放置した状態のものです。

そのまま放置してしまうと、花に力を使ってしまうので次の年の花が小さくなったり望めなくなる可能性があると言われているからですね。

左はダンスパーティーで、右は…忘れてしまったとても珍しい希少品種。小さな花なのでこちらも雑木やナチュラルな庭に合います。成長速度が著しく遅いので植え替えしようか迷っているところ(品種の違いかな?)

そのままの状態なので、

冬も枯れた姿を楽しめます。

カットしない枝と、カットする枝で毎年交互にして楽しんでも良いですね^^

芽も①②と同じく2~3節目から出ている状態で冬越ししました。

この新芽は2節目が大きいものもありますし、3節目が大きいものもありました。どちらかと言えば3節目の方が多いですね。

4月になると、芽がぐいっと伸びて茎と葉が出てきました。

ただ、①や②より茎が細くちょっと頼りないですね。

小さいので花芽もまだ確認ができていません。

①や②より新芽も小さくちょっと頼りない。(花芽はこれから確認)

まとめ

①②③の翌年4月の葉の大きさを並べてみます。

どの写真も4月中旬の同日に撮影しています。ちらりと見えている指との比較で、葉の大きさの違いがわかると思います。

右に行くにつれてどんどん葉が小さくなっています。

元気度は

①(花芽がすでに大きい)>  > ③(花芽どこ?)

こんな感じで①が断然トップ。

②と③は茎は同じ太さくらいだけど、花芽を見ると②の方が2倍ほどいい感じです。

まとめると、花の大きさが確認できる6月頃まで確定は出来ないですが、現時点では以下の通りかな。

①アジサイの花が終わってすぐに花のみカット
 →大きく花を咲かせたい・アジサイを大きくしたい人に
  ・梅雨明け前にカットするのでその後も生長し、茎が長くなる
  ・4月に出てくる葉も大きい
  ・花芽も複数上がる
  
②花が終わり7月頃に2節から3節目の間でカット

 →その年の花も楽しみたい・アジサイ自体の大きさもほどほどで良い人に
  ・花が終わる7月にカットするので花も楽しめる
   翌年の花もほどほどに楽しめる
  ・花終わりまで待つので茎が伸びず大きくならない
  
③終わった花をつけたままにしたものの

 →オススメしません…
  ・花が小さくなる・または咲かない可能性も
  ・終わった花がちょっと汚く見える
  ・茎が細く葉も小さくなる

手前のヒメウツギも小花&小葉で可愛い

放置するとぐんぐん大きくなるアジサイ。

樹勢が強いので剪定してもしなくても育ちますが、綺麗に元気に育てたい場合は、剪定する方がいいですね(*´▽`*)

草丈30-60cmなので花壇手前に植えてます^^

ピンク花のヒメウツギも可愛い…

花が少なくなりがちな早春はクリスマスローズも

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