蘭を育てて数年になります。これまでは黒のプラ鉢に入れていました。ラン用のプラ鉢は通気性が良いんですよね。が、やっぱりオシャレな飾り方にしたいのを捨てきれなかった私がいました。

いい流木手に入れた!やってみよう♪
そういうことで、早速流木付け!ランの流木付けは初めて。
レシピというほどでもないですが、あなたの参考になれば幸いです(*’▽’)

初心者でも30分あればOKだよ!
完成した形はこちら
このような形の流木付けが出来ます(^^)

巻きつけるものはテグスでも毛糸でもOKです。
ランの植え込み材・鉢は何がいいのか?
蘭の蒸れに弱い性質に合っているものはもちろん、使用するにあたり植物を採らないようにする地球にやさしいものにスポットを当てたもの、真ん中に発泡スチロールを入れるなど様々な意見があるようです。
本などを読みましたが、いろんな情報があって初心者には何がいいのかわからなくなってしまいました…

で、結局なににしておいたら良いのよ?
そんな私と同じような人も多いのではないでしょうか。
自分勝手に咀嚼すると、
土に根を張らず、岩の割れ目や木に着生して育つ着生蘭の根の役割はは、①半分は固定するため、②半分は空気を取り入れるためと言われているので、そこを踏まえて、以下をおさえていればいいのかなと
- 植え込みは水はけが良いものを、ミズゴケ、バーク、発泡スチロール、軽石、鹿沼土(粒)など
- 普通の草花の土は×
- 鉢は素焼き鉢、ラン用の鉢
- 釉薬が付いているタイプの鉢は乾きづらい為やめる
- 鉢以外であれば、ヘゴやバーク、コルク、流木など表面がツルンとしていない着生しやすいものを
- ホームズ家では窓の木枠に着生してしまったことがありました
- ランに対して適度なサイズの鉢を選ぶ
- 大きい鉢は中心が乾かないため×
早速植え替えます
植え替える子はこちら。名護蘭の「明丸の縞」です。明丸(みんまる)とは名護蘭の矮小品種で大人になっても最大で10cmほどにしかならない品種。
家に迎えたときには葉が3枚ほどでしたが、ここ2年ほどで6枚ほど増え、今更に1枚が大きくなりつつあります(^^)

用意するもの
今回私は日中24℃ほどの9月に行っています。…が、書籍によると植え替えは5月が良いとされています。
やる場合は自己責任でお願いしますm(__)m

【用意するもの】
- 着生する蘭
- 適度なサイズの流木
- ミズゴケ(100円ショップのものでOK)
- テグスまたは麻ひもなどの蘭を固定するもの(100円ショップのものでOK)
- ドライバー、キリなどの流木に穴をあけるもの
ミズゴケはダイソーなどに売っているものでOKです。流木は園芸店や、ホームセンターにも売っています。海で拾ったものを使う場合は塩抜きを必ず行ってくださいね。
流木に穴を開けなくてもOKです。平たい面だと穴開いていると、フックにひっかけるのに便利なので今回は開けました(^^
流木付けをする
実際に流木につけていきます。
板付の方法を知りたい方はこちらを見てください☟

蘭を鉢から取り出して株を整理する
根っこを確認し、鉢からそっと取り外します。
ゆっくり優しく行えば一本ずつ取りはずすことができました。

後は黄色くなったり黒くなったりした葉を取り除きます。

蘭の根にミズゴケをやさしくまとわせ、流木に乗せて形を決める
写真はないですが、着生しやすいようにバランス良くなるように、ランの根っこをなるべく放射線状に広げてミズゴケをまとわせます。

流木にのせたときに直接あたって根が傷つかないように、すこし中にサンドしました。
まとわせたら、流木に乗せてどの向きがいいか形を決定します。

ミズゴケはダイソーなどの100円ショップのものでもOKです。

中を見ると質的には↓のように、やはり違いはあります。ただ、手に入り易いのは100円ショップなので、うちではダイソーのミズゴケを使ってます。

他のシダ類などが混ざってる時もあるので、ふわふわというより、チクチクします。手に刺さるほどではないですが、気になるなら手袋を。
蘭を固定する

テグスや、麻紐などで蘭が動かないように固定します。自力で着生するまでの間なので、多少かっこ悪くても大丈夫。
蘭の根っこを傷つけないように、折らないように、そして動かないようにしっかりと。
今回は麻紐なので、ボールを作るように(ボールは作ったことないけど)一方向だけじゃなく、色んな方向にぐるぐると。
途中で背中の息子が起きたので抱っこしながら…めちゃくちゃ見てますし、触りたくて触りたくて手を出します(*´ω`*)

最後に流木に穴をあける
電動ドライバーのドリルで穴を開けます。飾るときのフックを引っ掛ける用なので、これはやってもやらなくても良いです。かなり大変だけどキリでも開きます。

完了!お疲れ様でした\(^o^)/
流木の利点
流木にしてよかったなと思うのは、流木って水分を含むと色が濃くなるんですよね。

ミズゴケだけ見ればわかるよ!って人もいますが、なんせ初心者なのでミズゴケだと触ったり持ったりしないと分からない。もちろん、水をあげるときには目でも肌でも感じるのが大事ですが、ひとつの判断材料としてね。
他の資材のコルクや板付だと見た目だけではわかりにくい。けれど、流木はパッと見た目で今水分がどれくらいだなぁって何となくわかります。=放置されにくい
使った道具

紹介したことがない気がするので、使ってる道具を紹介します。
期間限定おまけ付き 17Pcs ビット&ソケットセットプレゼント HiKOKI コードレス インパクトドライバ FWH14DGL
ひとつ電動ドライバーがあると便利です。
あとがき

楽しかったです(^^)根っこが見れて健康だってことがわかりましたし、キッチンに立つと良く見えるので、自分がやったんですが、「いいなぁ、いいなー」と褒めてます(笑)
一年に3枚くらいしか出ない貴重な葉に少し亀裂が入ってしまいましたが、今の所それ以外の問題は起きてません。

また経過をお伝えしますね!
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