ほーむずさんちです。キッチンの袖壁を…シックなグレーに塗りました。
庭は色々塗っていますが、実は家の中を塗るのは初めて。本当の初心者です。
そんな私が初めて塗った体験や手順、そしてこうした方がいいと思ったコツのようなものも一緒に紹介します。
参考になれば嬉しいです。
しっかり伝えたくて写真の量が半端ないです。見たいものがあれば目次から飛んでくださいね
\この記事で伝えたいこと/
- 綺麗に施工したいなら初心者こそ道具を揃える
- 養生はしっかりとスミまで
- ムラを防ぐには刷毛よりなるべくローラーで
- 2度塗り!回数が増えるほどムラがなくなる
- 養生を剥がすときはカッターでカットしてから行うと大事な塗装が剥がれない
- インクを開発したお店の手順通りに実施する
キッチンを塗るときに気を付けること
この記事にたどり着いた方は、全体のイメージを変えたいなと考えている方だと考えます。
ウッドワンでは、キッチン本体の扉を変えることもできますが、数十万円必要になるので高くて手が出ないことも…。
その中でDIYで塗装する手段は、イメージがガラッと変わる一つの手です。
ウッドワンキッチンは、保証が2年間、延長保証した場合は5年間あります。
この期間にDIYで塗装したり加工すると保証外になるため、保証を受けたい方はやらないでください。
保証が切れた、保証期間内だけどどうしても塗装したい場合
キッチンの扉は汚れをしみこませない塗装がしっかりされているので、やすりがけを行い塗装をはがしてから、好みの色に塗装します。
必要に応じ密着性を高くするシーラーを塗り、色がのりやすい状態にしてから塗装すると良いです。
屋内で木製なので、今ある塗装をしっかり剥がすことが出来ればそのままでも問題ないことが多いです。
塗った場所はキッチン造作部分
ウッドワンのI型キッチンに造作で本棚を作りつけてもらいました。
マイホーム作りの当初はウォルナット色が好きだったので、安いパイン集成材にオスモのオイルでウォルナット色に塗装してもらいました。
しかし、リビングからキッチン全体を見ると床材の薄い色(カバ材)となんだか合わない…。ごちゃつく感じがする。あとは、本物のウォルナットのダイニングテーブルを購入したので、安っぽく感じてしまう…。
数年前の写真ですが全体感はこんな感じ。このときはまだテーブルは違います。
塗装する
購入するにあたり、どんなものを使うかかなり調べてそして迷いました。
本当は英国のfarrow-ballのものを使いたかったのですが、なんせ高い…。700mlで1万円弱、2.5l缶で2万超えです。しかも海外から取り寄せするので手元に来るまでに時間もかかる。
そこで同じような色味があり、光沢感も抑えたネット商品を使う事に。
そうそう、賃貸でも塗装が出来るんです!
壁紙屋本舗のこちら☟の商品を使って保護してから塗り、やめたいときはペロッとはがす。公式の説明はこちら。
チャレンジしたいけど戻すかも~って場所にもいいですよね
使用した塗料や塗装セットはこちら
壁紙屋本舗のBOTANICALCOLLARSシリーズです。
選択したセラミックチャコールは駐車場などに良く敷かれているコンクリートが雨に濡れたときのような色です(*´▽`*)←私なりにベストな色の説明の仕方だと思う!!
使用した塗装セットも同時に購入。一つ一つ購入するのと、セットで購入するのは同じような価格だったので手間と時間を省きました( *´艸`)
\オリジナルペイントセット内容/
- ローラーバケット 本体
- ローラーバケット 内容器
- ローラーバケット ネット
- コロナマスカー 550㎜
- マスキングテープ 18㎜×2
- イマジン刷毛 2インチ
- スモールヒットローラー8mm
- スモールフレームショート
- キムタオル
- ポリ袋手袋
- 缶オープナー
これで2,000円なので初心者に嬉しいセット。
一番大事!養生と掃除【1時間】
まずはコンセントのカバーを外して、
ホコリを取り除きます。
ここのZACKのタオルホルダーを外したかったのですが…
…なので諦めました。
セットの中にあったマスキングテープの存在を忘れ、家にあったマステでカバー。
そしたらコロナマスカーで周りの養生をします。
コロナマスカーは、幅が狭いガムテープとポリがセットになっているもので、ガムテープのようにくるくると丸められています。
ガムテープの部分を家具や壁のキワに付けて、
折りたたまれているビニール部分を広げます。
とりあえず保護できればいいと思ったので、貼り方は自己流です。
ローラーで塗ると結構細かく塗料が飛ぶのでしっかり養生してください!
あとで写真が出てきますが、夫が養生したところは(←人のせいにしない。私の確認不足です)、壁に飛んでしまったので…。
水洗はかなり近いので、
こんな感じで巻きつけました。
塗料の準備【5分】
撹拌した後、缶オープナーで開けます。
カンオープナーいいですね。庭周りを塗っている時は、スプーンなどで開けてたのですが、スプーンが曲がってしまったり、缶のフタが曲がってしまったりしていました。
回しながらこれで少しずつ周りを緩めていくと、簡単に開けられました。
ローラーバケットに塗料を流し込みます。
上記のようにVの字に注ぎ口を作って注ぐと缶に塗料が付きにくく(付くは付きます)、垂れるのも少し。
購入時についてきた白いガムテープがサイズちょうどだったので再利用(*’▽’)
ネットを取り付けます。カチッとフチにはまるので動いてしまったり、倒れたりすることはありません。
このネット、何に使うの?と思ったのですが、
刷毛についた余計な塗料を落とすのに良い。
側面で落とすことはできますが、ネットのが断然楽で満遍なく落とせますね。無ければ使わなくても出来るけれど、あったら施工のしやすさがグッと上がります。
やっと1回目の塗装!【45分】
掃除から養生に1時間ほどかかり、やっと一回目の塗装です。
まずは、刷毛を使うところから。コンセントや端を塗り終えたら、組み立てたローラーで、クルクル塗り塗り。
広い面をバーっと塗る作業は一気に景色が変わるのでとても楽しい(*^^*)
よくありますよね、例えばさつまいも掘りなら管理してくれている人がサツマイモのつるを挿して、何ヶ月も育てて、試しぼりして、ベストな季節につるを整理して、カットして、掘りやすくなった状態で…掘るだけの芋掘り大会。イイところを持ってく感じ♡
子どもたちならそれでも良いんですが、準備を楽しみたい私としては、ローラーしたときの爽快感を味わう楽しみや、剥がしたときの楽しみを味わえるので、その準備時間の養生もワクワクです。
さっきローラーだと、塗料が飛ぶと言いましたが、実際に塗ったのがこちら
袖壁の近くに飛んでるのわかりますか?
これは、まだ一回目なので少ないです。本棚のくぼみは塗りにくいので刷毛で叩くように塗ります。
マット製品でも、塗った直後は照りがあります。
下半分が一回目が乾いた状態、上半分が2回目塗っているところ。
2度塗りする
乾いたら同じように2回目の塗装をします。
一回目にはムラがあったところや、木目が見えているところも、2度塗りで見違えるように綺麗になります。
なるべく仕上げはローラーで
仕上げの違いは、ローラーと刷毛で結構あります。
上半分がローラー、下半分が刷毛。
ローラーの方が綺麗に塗れます
そして2度塗りした方が木目も見えなくなって綺麗です。
Before & After
キッチン上部
左Before、右一回目塗装
タオル掛け付近
1枚目Before、2〜4枚目After
ZACKのタオルホルダーの下の茶色は、塗れていなかったところです。
実はそのまま養生を剥がすと、ペイントした塗料が粘度が高いので一緒に剥がれてしまいます。
本来であれば、養生を剥がすときは、カッターでキワを切ってから剥がすといいらしく…。夫に伝えたときにはすでにとき遅しでした(ヽ´ω`)
袖壁下部
なので、そで壁の下部分も拡大すると
ペロッと剥がれている跡が…これもDIYの面白さですね。
キッチン全体
実は左側の無印キャビネット2つも塗りたいんですよ。
ウッドワンキッチンと色が違うのが残念。統一感をもたせると見た目もごちゃつかないです。
キッチン前面
ワークトップコンセント付近
ソープディスペンサー周り
【水あと実験】水回りでも大丈夫なの?
キッチンから立ち上がる部分も塗りたかったので、水回りでもいいのか心配でした。
商品説明には、キッチンもOKと書かれています。
そして、わが家はキッチン前の立ち上がりを使って乾かすちょい置きもしていますので水かかりは頻度が高い場所。
そこでちょっと実験。水をぽんっと乗せて、拭かずにそのまま自然乾燥。
1枚目が拭かずに水あとが残った状態。(真ん中ら辺に輪じみが二か所)
2枚目はパストリーゼで拭いてみた直後。
3枚目、乾いた状態。水あとが消えたのが分かります。
【シミ検証】油は取れるの?
コンロ前は油が飛びますよね。
2日か3日に一回は揚げ物をするくらいなので、ちょっと心配でした。
一回の揚げ物で、こんなに飛んでいました…。
しかし、アルコールスプレーで拭き上げるとマットな元の通りに。
耐久性は年月かけて見ていきます。気になってきたらまた塗れるのであまり気にしない。
他にも壁や家具に塗れる塗料
漆喰風の塗料で、手で塗れます。屋内外いける。
手で触れないような場所であれば、簡単に染めQでスプレーも出来ます。バリエーションが少ないので気に入った色があればラッキーです。
イマジンウォールペイントのくすみカラーです。こちらはサンプルですがベージュ系の色が揃ってます^^
壁紙の上から塗れる水性塗料「Wall paint Matte wall」です。
まとめ:気持ちと道具が大事。イマジンウォールペイントは塗りやすかった!
屋外ものはホームセンターで一缶2,000円しないくらいのを数個購入して使っています。
それに対してイマジンウォールペイントは、ムラが少なく均一に塗りやすい。
英国塗料じゃなくても私には十分でしたね♡
塗料は半分から3分の2ほど余ったので、無印キャビネットを塗って部屋の統一感を出すために家具を塗ったらちょうど良さそうです。
〚まとめ〛
- 綺麗に施工したいなら初心者こそ道具を揃える
- 養生はしっかりとスミまで
- ムラを防ぐには刷毛よりなるべくローラーで
- 2度塗り!回数が増えるほどムラがなくなる
- 養生を剥がすときはカッターでカットしてから行うと大事な塗装が剥がれない
- インクを開発したお店の手順通りに実施する
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