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ほーむず めこ
元汚部屋の整理収納アドバイザー
家づくりで汚部屋から脱出した、こだわりすぎる家ヘンタイ。片付けられない人のために家づくりで重要なポイント・コツを言語化している。
服200着→50着│飲みかけのペットボトル6本→0本│子ども3人フルタイム経理│整理収納アドバイザー1級│クリンネスト1級
【ハウスクリーニングランキング】満足度からおすすめ9社まとめ

【21年版】〈背丈10cm以下〉グランドカバーおすすめ3選。惜しくもランクインしなかった5選も紹介

前回は2018年にグランドカバー(背丈10cm以下部門)のおすすめ3選をしました。今回は4年後の2021年版のおすすめを紹介します。わが家では常時100種類以上の植物が敷地内で育っています。

グランドカバーはこれまで25種類ほど試してきました。隣の空き地から侵入してきた野生の芝が蔓延っていています。5年たつ今でもちょっとでも残っているとすぐに勢力を拡大させてくるニックキやつ。

また粘土質の土なので条件は更に悪く、おのずと総合的に強い子が残ります。主に自力で密に広がるタイプが残っていますよ

めこ

土が見えないと雑草も生えて来づらい(*´▽`*)

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【第1位】アジュガ

チョコレートチップ

栄えある1位は、前回同様アジュガです。アジュガは周年を通して常緑なので葉を楽しめますし、春にはびっしりと豪華な花もあがり、花期にランナーで密に増え雑草を防ぎ、粘土質の庭にも本当に強く、手間もかからない

増えたときの移動も簡単でブチブチ切ってもへっちゃらでほんの少しの根っこがあれば着くため、かなり重宝しています。

庭にはチョコレーチップと、ピンク色に咲く少し大きめのもの(名忘れ)、バニラチップ(シルバークイーン・バリエガータ)、ダークマホガニーが植わっています。

バニラチップは斑入りで綺麗ですが、先祖返りで緑の葉に戻ってしまうので、戻ってしまった葉は取り除きます。しなければ先祖返りしたもののほうが強いのでいつの間にか全体が緑の葉になってしまいます。

  •  シソ科 耐寒性多年草(冬期常緑~半常緑種)
  • 密に雑草を抑える
  • 強健、手間がかからない(地植えなら放置でOKくらい)
  • 花も楽しめる
  • 葉は周年常緑
4月初頃のチョコレートチップ。手前のランナーがあるわさわさした濃い緑色部分

ダークマホガニーとチョコレートチップの違いは私にはわかりませんでした…

バニラチップ咲き始め

【第2位】ディコンドラ(ダイカンドラ)

強健クラピアK5の中にディコンドラ

前回同様、2位の座を獲得したのはディコンドラ。

ディコンドラは、這うように伸びる長い茎に葉が密につき、グラウンドカバーやハンギングの寄せ植えのアクセントなります。冬を除き常に成長しています。

ネットの情報では冬は痛むとのことですが、雪が年に2回ほどの東海地方では綺麗な葉のまま冬越しします。葉の表面が細かい毛に覆われてシルバーのように見え美しく、葉が地面を明るくしてくれるのでカラーリーフとしても使えます。

雑草ぽく見えないのも魅力。我が家は特に手入れはしていませんがかなり丈夫で、他の場所に移したいときは、ちょっと千切って置いておけば(土をかぶせなくてもOKなほど)根付きます。

ただ、1年草の雑草よりは生育は緩やかなので、ディコンドラのみにしたい場合はある程度草引きをしたほうがいいです。

  • 半耐寒性多年草
  • 日向
  • 加湿が多少苦手
  • まばらに雑草を抑える
  • 花はほぼ見えない
葉はハート型
シルバーグラスのフェスツカグラウカと混植

【第3位】リュウノヒゲ(玉竜)

前回とは異なり、ランクインをしたのはリュウノヒゲ(玉竜)です。ヤブランの仲間でランナーでのび、生育はのんびりですが密に増えるため、玉竜がはえている場所はほぼ雑草が見当たりません

大変適応性の高い植物で、日当たりのほか、多少の日陰でもよく耐え、シェードガーデンの手前に植えても。

密になりすぎてしまった場合は、背丈を低くするイメージで(芝生と同様)刈ります。アプローチやコンクリート敷の間の膨張で割れ防止兼デザインにも使われますし、芝生のように一面に貼り付けて利用されているのも見かけますね。芝生のように手間がかからず、踏み圧にも多少耐えて半日陰でも綺麗な緑を保ちます。

すぐにグランドカバーとして機能してほしい方は20cm間隔くらいのある程度密に植えたほうが良いです。

めこ

“玉竜”よりシュッとした15cmほどの黒色の葉をもつ”黒龍”は寄せ植えに重宝します

  • 日当たりは日向~半日陰までOK
  • 密に雑草を抑える
  • 成長速度は上記二つに比べると遅め
  • ユリ科ジャノヒゲ属の常緑多年草
  • 和テイストによく合う

前回ランクインしたクローバーは、水がたまる庭&ふみ圧がないわが家では間延びしてしまって来てしまったので今回は戦力外となりました。可愛いんですけどね…

玉竜は2017年に3株を植えて2021年現在は下記の状態です。東向きの朝だけ日が当たる木陰で条件はあまり良くありませんが丈夫。

↓こちらは玉竜。ホームセンターにも売ってますね。

↓こちらは黒竜、かわいらしい花も咲きます^^

上位3位以外だけど、使う人や場所によっては検討の余地あるもの

クラピア(ヒメイワダレソウ)

こちらはクラピアK5と言われる、種を飛ばさないタイプのクラピアとして購入。強健種なので、ランナー+周り種を飛ばしたら迷惑かなと思い選択。

冬以外常にのびており、背が高くならず1年間で40倍の面積に成長をするようで、確かにわが家でも爆発的成長を遂げています。

6月始めに満開になる小さな花はシングル咲きが集まったブーケのような形をしていてとても可愛い。

ランクインしなかった理由としては、ランナーを伸ばす際、横に這えば良いんですが、ランナーがのびる時期のみ、上にピヨーンと伸びてちょっと格好が…と思うからです(個人的意見)。

またここは好みの問題ですが、ランナーが太くどっしりしているのも理由です。

冬は少し枯れたような色になります。ほんの少しの土があればすぐ根付くのですぐカバーしたい人向き。多すぎた場合は、手で引っこ抜くと千切れることなく土からはがれるので、間引くのも簡単です。

19年に販売開始の”K7”は白色~オフホワイトの花色、21年販売開始の”K3”はピンクの花色が出ています。”K5”はピンク色なので好みによって分けられます

クラピアの花は小さな花の集合体
ミツバチが良くきてます^^

リシマキア

葉が周年ブロンズ色、春には黄色の花を咲かせます。当地方では6月中旬まで咲いています。

ランクインしなかった理由としてはグランドカバー向きにまでもいかないくらい…の増える速さだからです。クラピアに飲み込まれそうになりながら間から健気に顔を出してくれています。

今ある花壇にちょこっと足すのが良いという感じですね。カラーがあるのでシックな庭に植えると春の黄色の花がパッと映えますよ。日向に植えていて背丈が高くならないので、ごちゃごちゃしません。

ブロンズの葉ってだけで重宝

トラノオ(ベロニカ)オックスフォードブルー

細やかな葉、茎がクッション状にやわらかく茂り、広がるように生育します。

花の少ない早春から明るい透き通ったブルーの小花を咲かせ、葉は常緑で緑ですが冬はブロンズ色に紅しする耐寒性常緑宿根草です。こちらも土があればすぐ根付くので増やすのは簡単です。特に手入れしておらず手間もかかりません。

めこ

ほーむずさんちでは半日陰に植えています^_^

ランクインしなかった理由としては一株で直径30cmほどまでモリッとしてくれるのは良いのですが、夏頃に背丈20cmほどまで伸びるとだら~んと頭が下がって真ん中が頭のつむじみたいに根もとが見えてしまうため。

そのまま冬には剥げた感じになりますが、春になると真ん中から新しい芽(枝)が出て花が咲きます(*´▽`*)

増やし方は先端を10cmほどチョンと切って増やしたい場所に植えればOK。

ランナーはないので、勝手に増えてほしくない方に良いと思います。花の季節はパッと目を引くほど綺麗です!

早春、クリスマスローズが終わってくると、美しい爽やかな青が見えてくる
つむじが現れた6月下旬の姿 すき間があるため芝には負けます

初雪カズラ(ハツユキカズラ)

ティカカズラ属の斑入りです。

新芽がピンクに染まり、徐々に白く、そして白と緑の斑入り葉へ、最後に緑色の葉へと変化するつる性の植物です。

成育旺盛でグランドカバーにもOK、ハンギングバスケット、寄せ植えにも人気の植物です。日陰でも育ちますが、日に当てたほうがよく育ち、葉色が鮮やかです。

春から秋はカットすれば新芽をふくので、どんどんカットすると鮮やかなピンク色が楽しめます

わが家では2か所に地植えしており、落葉樹のアオダモの株元の朝だけの日が当たるところと、西日だけ当たらない常時日向のところがありますが、日向のほうが生育が早いです。

つる性で土がなくてもモリッと伸ばしますが成長速度はクラピアほどは早くありません。日向で3年で直径1Mほどを埋めるくらいです。

ランクインしなかった理由は、成長速度の遅さと、つる性のため土を占領するタイプではないため雑草を抑えるグランドカバーよりもアクセントに使いたいからです。

めこ

過湿には弱いらしいですが、素人が粘土質の土に改良をしたわが家の軒下の土でものびのびと育ってくれています

新芽が美しい
別場所

テイカカズラ(黄金錦)

濃い緑に黄色い斑が幅広く入り、新芽がオレンジ色ではっきりとしたカラーが美しいです。秋冬の紅葉が見事でグランドカバーや寄せ植え、ハンギングにも。

ランクインしなかった理由としては初雪カズラと同様、成長速度の遅さと、つる性のため土を占領するタイプではないため雑草を抑えるグランドカバーよりもアクセントに使えるです。他の植物が占領しているところでは、調整してあげてください。

ハンキングする際にはテイカカズラ一種類のみで行うと秋を感じさせる素敵なカラーが目立ちます。

粘土質の土ではうまく育たなかったグランドカバー

グランドカバー目的で購入し植えたもので、あくまでわが家の庭の粘土質の条件下では、植物は蒸れてなくなったもしくは間延びしてしまったなど、うまく生育できなかった植物です。備忘録として記載します。

うまく育たなかった…

  • セダム:よく広がるが間延びする、グランドカバーとしては機能せず
  • 芝桜:いつの間にか
  • ポテンティラ:いつの間にか
  • グレコマ:いつの間にか
  • ヘデラ(アイビー):生育の勢いが雑草に負ける。今でもほとんど伸びていない。
  • ツルニチニチソウ:根を張ってくタイプではないため生育の勢いが雑草に負ける。最初から密に植ればOKかも

各家庭に合った植物を

背丈10cm以下のグランドカバーたち、いかがだったでしょうか?

1~3位までの「ディコンドラ」「アジュガ」「玉竜」は条件が悪くても生育旺盛でどの庭でも育てやすく使いやすいと思い紹介させていただきました。

ちょっと前までは、クローバーもランクインしてましたが蒸れて背が高くなってしまいました(-_-;)

シンボルツリーにオススメの樹種

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