わが家は子ども3人、夫婦ともにフルタイムです。
1歳の育休復帰の際も、2か月短時間勤務をとったあとからはずっとフルタイム。帰宅は直帰で18:30なので、夕方に帰ってくる子どもたちを「おかえり」で出迎えることはできません。
だから学童をやめるときとっても不安でした。

心配は尽きませんが、子どもたちだけで過ごす時間があることは事実なので、いろいろ工夫してきましたよ
このページでは、子どもがいる共働き家庭の心配性の私が「これやってよかったな」と思う、もしもに備えたことをまとめます。
\動画でもまとめてます/
子どもとの連絡手段を確保する
子どもたちだけになる時間帯がある場合、連絡手段の確保をします。



第一にこれじゃないでしょうか
日常での連絡


わが家の場合は、無料のアプリ「JusTalk(Google Play)」を入れて帰宅したらメールをしてね、と伝えてあります。誰とどこで何時まで遊びにいく、お菓子食べていい?などはすべてJusTalkで会話をしています。
災害時の連絡


アプリ「JusTalk」には、災害時用に祖母や夫も入れてあり、だれかと連絡が取れるようにしてあります。
防災ポーチには、両親・祖父母の電話番号を書いているので、必要に応じ近くの公衆電話から連絡。
また、これまでWi-Fi専用のタブレットだけでしたが、習い事のプログラミングで使用するためにiPadが別途必要になり、それならとSIMが入れられるタブレットを中古で購入しました。



格安SIMを入れれば、停電になっても連絡が着くと思ったら気持ちが軽くなりました


↓ここでiPad8を購入しました。中古なのに1年間保証があるのが大きかった。
にこスマのiPadページ

購入したのは2つで、SIM+Wi-Fi・Wi-FiのみとともにCグレードのもの。Cランクは傷がわかるレベルということでしたが、写真の通り使ってたらすぐに傷つくレベルのもの。大満足です^^


許容範囲内で、とっても綺麗な状態でした。
ちなみにバッテリーの状況をアップルで診断してもらったところ、93%と86%とこれまたまだまだ現役で使えるほど。


うん、いい買い物した。
iPadのバッテリー診断はこちら→トピックの選択 – Appleサポート
子どもが外にいるとき追跡できるようにする
タブレットでは家から連絡ができますが、外へ持ち運ぶには不便です。
ずっと迷っているのが「みてね」やauの「あんしんウォッチャー」などのGPS機能が付いた見守り用アイテム。私の妹の地域は集団登校がないので使っていて、大変便利とのこと。
今UQモバイルを使っていて、2人の小学生(4歳が後ろに控えてます)となると、2台まで金額が変わらない529円から始められれる「あんしんウォッチャー」がいいなと思っています。
電話までできるのがよければ、キッズスマホ。



学校持ち込みできるキッズスマートウォッチ(液晶のみにして)も電話もできるタイプも出ていますよね
\myFirst Foneは電話もできる/


GPSではないため、精度はそれなりでいいという方はこちらも検討の余地あり。iPhoneユーザーがいたら位置情報を更新してくれます。防犯ブザーと探す機能が一緒になったタイプまであります。
\精度はそれなりでいい方向けに1台3役の防犯ブザー/
鍵は落とさない工夫を


家の鍵を落とされてしまっては、ごはんも喉を通らなくなりそうなので、ランドセルにがっちり固定します。



固定すると取り出しにくいので、無印のびよーんと伸びるホルダーを使っています(少し前なので、バージョンが違います)
\これのカードケースがないバージョンです/
楽天・amazonにはなく、公式サイトのみの取り扱いっぽい。
→パスケース・カードケース用リール付ストラップ | 無印良品
玄関鍵のスマートホーム化


鍵をどこかに置いてきてしまうリスクを減らすため、SwitchBot ロックと指紋認証パッドを設置しました。
選ぶものによって、指紋はもちろん、暗唱番号でも、カードでも、リモートでも開けられます。ただ、後付けで鍵穴はあるので、本格的に防犯をしたい方は電子錠に変えられることを検討してください。



私の目的はあくまで物理的に鍵を持たせたくない(鍵っ子とばれたくない)ためなので、これで
なお、帰宅時には誰もいなくても大きな声で「ただいま~!!!」って言ってねと伝えています。(で、即鍵を閉める)誰か大人や他の人が中にいるんだと思わせる。めっちゃ大事。
鍵を持たず外出してしまったときの鍵置き場


鍵を忘れて学校へ行ってしまったことや、学童の日なのに間違って帰ってきてしまったことがあり、家に入れないことがありました。通常学校から学童へ引き渡しされるのですが、なんと学童の担当者は出席もとっていなかったとのことで、近所の方から学校への連絡で判明…。
もともと学童は無法地帯だったことに加え、責任感がないことが明らかになり信頼できなくなったのも、学童をやめるきっかけになりましたが、鍵はどこかにあると安心だなと思うように。
また、先ほどの通り鍵を失くすリスクを最小限にするため、きょうだいがいても鍵は今のところ一つだけ。



まだ一緒に遊んでいますが、だんだんと別行動するようになってきました
いろいろ重なって、屋外に鍵置き場を作ろうと購入したのがこちらです。


金属製の4桁の暗証番号(もちろん変更可)なので、ちょっとやそっとじゃ壊せない仕様です。暗証番号の窓部分は閉めることができるので、一見何の箱?と思うくらいシンプルになります。


バネで力が必要なく、がばっと大きく開くので子どもたちでも操作しやすい。ネジで壁への固定もできますが、一旦通り道からは見えない水道に取り付けました。


持ち手も金属なので持ち去りの心配は少ないだろうという見込みです。
「キーボックスがある=不在が多い」と思われたらいけないので、家族にしか見えないところへ設置しました。
室内カメラを設置する


子どもたちが家に帰ってきたことがわかるように、室内カメラを設置しました。



もう数年たちますが、不具合なしです
私のは「ATOM Cam Swing」というちょっと前のもの。今は安くなって軽いタイプが出ています。
アプリで帰ってきたことを連絡してもらうようにしていますが、カメラでも通知が来るので子どもたちが忘れてても大丈夫。


もしも変な人が侵入してきても、私が警察へ通報できます。
- 映っていれば、窓の外まで動きを検知して動画をとって保存してくれる(不審者がわかる)
- カメラの向きはリモートで操作できる
- カメラを通してスマホと通話ができる
- 私が外出していて夫と子ども心配のときにも、チラッと見れる





スマートウォッチと連携してるので、仕事中も自宅の様子を確認できます
子どもたちが対応しなくていい、宅配ボックス・スマホで対応できるインターホン
ネット購入が増えやすい共働き世帯は、宅配ボックスは必須かなと思うくらい設置したい……。
でも放火されたら怖いので家から離すとして、で大きい段ボールを入れたいと考えていると、いいものがなくまだ設置には至っておりません。
スマホで取れるインターホンは、レビューを見ると値段にかかわらず不具合があるようで、設置できていませんが、外出時も大人が対応できるのは大きいです。



子どもたちだけのとき、大人が不在でも「ママ(パパ)は会議だから…」と演技してもらうべく指示メモを、インターホンの横に貼ってあります。
宅配受け取りは、基本大人がいる時間帯に設定する。
防犯ブザー、防災ポーチを持たせる


出かけた先で行動に困らないよう、ランドセルや、出かけるときの子どもたちのリュックには、防災ポーチを入れています。
\子どもの防災ポーチに入れてるもの/
- 地震が来たらどう行動するのかメモ
- まずは自転車で北に上がる
- 屋上へ避難する
- イオンなどなら店員さんの指示に従う など
- 緊急連絡先(4人ほど)
- 安心感・カロリー摂取できるもの
- 飴や小さなお菓子、塩分タブレットなど1つ
- 母子手帳のコピー
- 必要に応じてライト
- 自転車のライトが取り外しできるタイプであれば不要
まだ小学生で自転車で行ける範囲、かつお昼しか行動しない子の内容です。





「習い事で電車を使って隣の市までいく」「夜遅くまで塾にひとりで行く」なら、大人と同じ防災ポーチを持たせます
防犯ブザーはランドセルのすぐ手が届くところにかけています。


防犯ブザーは、充電タイプなら1か月に1回確認を。
見落としがちなのは、遊ぶとき。
帰宅後近くの公園に遊びにいくときはリュックをもっていかないこともあります。近くなので地震は大丈夫そうですが、変な人対策として自転車で行かせるようにしています。(心配しすぎですかね汗)
大人がいなくてもできる、火を使わない鍋


わが家はIHですが、大人がいない中で火を使わせるのは怖いので、電子レンジ対応のプラスチックの鍋を購入。



お湯も沸かす手間もなく、ラーメン1人前が電子レンジだけでできちゃう


カップラーメンだと、お湯を沸かす→お湯をうつすので、火傷の心配がありますが、電子レンジなら水からOKなのでリスクは小さくなります。
停電時はお菓子や冷蔵庫の中のもので食いつないでもらいます。
屋外の防犯意識を高める
子どもたちが防犯意識があっても、冬の夕方は真っ暗で侵入しやすい家では意味がありません。



学童をやめるとき、ライトを買い足しました
防犯カメラも別で設置予定ですが、まずは気軽に設置できるソーラーライトを。




防犯カメラは給電タイプも電気工事が不要な、ソーラータイプだと誰でもできます。※ただし、日光が十分当たるところへ設置を


上靴に踏み抜き防止インソールを入れる


学校で地震が起きたとしたら、上靴で校内を移動します。



上靴は底が薄いから飛び散ったガラスの破片で踏み抜いてしまったりしないかな
という心配から、踏み抜きインソールを入れるようになりました。JIS規格に通っているものであれば、112kgの人がインソール越しに釘の上に立っても、踏み抜くことはないという基準です。


こちらは大人のインソール。高荷智也さんが監修されたインソールを変えるだけで普段から備えられるものです。私の靴に入れています。


子どものインソールで性能を確認しても、踏み抜かない!
自分の身は自分で守る
親の目が届くのは、わずかな期間です。だからこそ、自分の身は自分で守れるようになるために、空手など習わせたいなと思ってます。
普段から、ニュースを見たら「こういう場合〇〇ならどう行動する?」など話しかけて、考えさせるようにしています。



子どもたちが民家が並ぶ地域を使ってかくれんぼしてたときがあって…
\リスクがたくさんあると伝えました/
- 誘拐されても気づけない
- 車の陰では事故にあう可能性がある
- ケガしても声が届かないから気づけない
そもそも、人の土地は入っちゃいけないのでやめようねと話しましたが、小さな子がいるのにも関わらず親が付いていなかったんですよね…。
結局探すのに1時間くらいかけてました。コワ
防犯・防災面以外でやってよかったこと
子どもたちだけでモノにたどり着けるように、モノを住所を明確にする
毎日探しモノをしていた汚部屋時代を過ごしましたが、仕事でもPC内の整理整頓をしたらはかどるように、家庭でも同じだなと最近よく思います。
もって行っていいお菓子や、鉛筆削り、新しいペンの置き場などを子どもたちがわかるようにしてあれば、帰宅してからの怒涛の時間に対応しなくて済みます。



新しい学習ノートは、マス数が変わることがよくあるので必要なときに都度購入します。残りわずかになったときに申告制です。
おうち防災マニュアルを作って共有する


子どもたちだけの空間で発災したら、どのように行動をするのかをマニュアルに落とし込んでいます。(作成中)
やはり最後は紙媒体と刻まれた記憶。見てすぐにわかるようにマニュアル化して紙にすることで、次の行動を促す。



子どもたちと会議をしながら一緒に考えると、記憶にも残りやすいです
心配が頭を埋め尽くしているなら
極度の心配性の元に来てくれた子どもを24時間体制で見守る日々の中、モノが増え続けて管理できない「育児というタスクの膨大さ」に感情爆発したあの日、このまま120%で向き合うと、私の時間が終わると思いました。
そこから”私がいなくても、心配がなくなる家=”という理想をかかげ、整理・片付けに向き合うようになりました。



心配性の私は、防災したらある程度気持ちが軽くなりました
もしも漠然とした心配が頭を埋め尽くしているなら、準備をして取り除くとクリアになります。
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