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ほーむず めこ
防災士・整理収納アドバイザー
家づくりで汚部屋から脱出した家ヘンタイ。片付けられない人のための「おうち防災化」へのステップをまとめている。
服250着→27着│飲みかけのペットボトル6本→0本│子ども3人フルタイム│防災士│整理収納アドバイザー1級
【厳選】ワーママ防災士が買って良かった防災グッズ30選

【パパママも車に載せて】最低限、準備したい車載防災グッズ7選

なぜ車に防災グッズを準備するのかなと、改めて考えました。

人はずっと家にいるわけではないんですよね。自然災害がいつくるのかはわからないから、車に乗ることがある人は車にも家と同じくらいのアイテムを備えたいところ。

めこ

高速道路や事故渋滞にはまって動けなくなることもあるもんね

車は移動できる動力をもった大きな箱です。もしも家に入れないことがあっても、車に載せた防災アイテムを使えます。

この後わが家の防災グッズも出てきますので、先に家族構成や車を使う状況をお伝えします。

  • 子ども3人(4、9、11歳)がいる5人家族
  • 車は1台、ミニバン
  • 田舎の一軒家(2016年度)
  • 車の普段の行動範囲は、通勤50分ほど
  • 子どもの送迎は車で10分の範囲
  • 車で旅行することがある
  • 帰省は年に3回(2泊3日)
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車を使う状況から整理しよう

  • 何人?
  • 行動範囲は?
  • 家は倒壊する恐れがある?

自宅の周辺や、行動範囲・旅行先などのハザードマップを見て判断します。

めこ

無印頑丈収納ボックスは18Lタイプを使ってます

これだけは持っておきたい最低限ほしい車載防災グッズ

家と違い、車はコンパクトです。防災グッズに圧迫されてしまうのは避けたいところ。なので、これだけは載せていてほしいと思っている「7つの車載防災グッズ」をお伝えします。

めこ

基本的に生死(ライフライン)にかかわるかどうかで決めます

この7つに、ご自身の環境や状況でこの後追加でご紹介するその他グッズを入れるかどうかを判断してください。

飲食(飲み物・食べ物)

どのような状況であれ、人は生きている限り水分・食料が必要です。

めこ

できれば3日分を準備します

5人家族のわが家は、3日分載せたらとんでもない量になってしまいます。そこで実際使う状況を整理しました。、乗っているのは通勤の私だけがほとんどなので、遠出する以外は無印良品の「頑丈収納ボックス」に入るだけと決め、水500mlを10本(5L)、食料も10食分。普段水筒を持っているので、ひとりであれば3日分耐えられます。

このくらいであれば、後ろにスーパーの買い物かごも載せられます。

食料は、高温多湿でも耐えられるアルファ化米や、車載用に作られたものを準備しています。半年後見直すときに覚えていない自信しかないので、ボックスには賞味期限を記載しています。

\車載OKの保存水が1本から買えます/

\10年積みっぱなしできる10年保存クッキー/

\7年保存クッキー(チーズ、ココナッツなど)/

非常用トイレ

身体の中に入れたら、出すのが整理現象なのでトイレは必須だと思っています。

5~7回/人のため、3日分としてひとりあたり15~21回分準備できるようにしましょう。

わが家の子どもトイレ事件

・高速道路で渋滞にはまり…

携帯トイレ・おむつを載せているので、漏らすという心配はなかったのですが、どうやって(袋だけ持っていてもできない)するのって考えるきっかけに。

・おむつでできない…

小学生の子がどうしてもお腹が痛くて、トイレが遠かったとき、とりあえず移動しながらおむつを履いて緊急回避しようってときがあって。子どもいわく「出したいけど出ない(´;ω;`)」と。

結果として、普段おむつは使っていないから、トイレと違う環境だから出なかったんですよね。これはおむつを卒業して間もない下の子でも同じことが起きました。まぁ、本当に切羽詰まったときは出せる気がしますが、膀胱炎になる前にどうにかしたいと思うので、この出来事を踏まえて、2つ改善。

めこ

いざとなったときに使えなかったのは意味がない…

場所を決めてサッと出せるように整理

トイレはすぐに使いたい。なので、充てるだけですぐにできる携帯トイレを、

手前のマジックテープには小銭を貼り付けてます

運転席から手にとれる収納に1つ、助手席の後ろのポケットに2つ載せました。

袋状の非常用トイレセットは、後ろの無印の頑丈収納ボックスに。

車載用の折りたたみトイレを準備

充てるだけの携帯トイレ以外は、袋状の非常トイレに使うタイプのものなので、折りたたみトイレを荷物入れに。

こちらは提供いただきました。ちょうど高さが変えられるトイレを探していたんです。デメリットもガンガン紹介していいという太っ腹な会社さんだったので、PRを受けさせていただきました。

  • メリット
    • 高さ調整ができる
      • 無駄な空間が必要ない
      • 子どもの身長に合わせられるから踏ん張りがきく(バランスを崩してこけにくい)
    • 上に引っ張るだけで完成
      • 力がほとんど要らないから子どもでもできる
      • 動きづらい車の中、小さな動きだけで組み立てられる
      • コツは不要なので初見でもできる
    • 指を挟むリスクは、段差があるので前紹介したものよりもない
  • デメリット
    • おしりを預ける形が〇なのでおしりが小さな方はしづらいかも
    • パーツが小さいので、もしも汚れてしまったとき洗うのが大変かも。(45Lポリ袋を最初にかければOK)
裏地がしっかりある透け感なし、脇見えが少ないポンチョ付き

トイレはそのままするわけにいかないので、人としての尊厳を守るためにも目かくしとなるもの(目かくしポンチョやテント)があるとよいです。ただし、最低限ラインと言われたら後回しでも良いです。この慶洋エンジニアリングさんの安心安全トイレには、セットで入っています。

滑りやすい非常用トイレにひと工夫

車載用グッズ全体でいえるのですが、車の中はマットが敷かれていて樹脂やプラスチックは滑りやすいです。滑りやすいにプラスして、高さがある折り畳みトイレは、バランスを崩してこけやすくなります。

このため、私は裏に100円ショップで売られている、マジックテープのガサガサ面を貼り付けて、ひっかかりをつけました。ふわふわマットだと難しいですが、この程度のマットであればある程度摩擦力がききますよ。

なお、すぐにできるよう1セット目をセット済にして車に載せています。

脱出用ハンマー

  • 洪水にはまってドアが開かなくなった
  • 事故で扉が曲がって開かなくなった
  • シートベルトの解除ができない

可能性としては低いですが、操作ミスをして海や川に突っ込んでしまったときは、即行動が問われます。生命にかかわるということで脱出用ハンマーは優先順位を高くして備えられると安心です。

私のものはもう10年前くらいに買ったので大きいですが、今は小さくてコンパクトなタイプが出ています。

裏にマジックテープですぐに取れるように

モノを少なく整えたいインテリアへの気持ちと反対になりますが、脱出用ハンマーは派手なものにすると、もしものときに視界に入りやすいです。またどこからでも手に取れる位置にしましょう。

\いまはコンパクトな力がいらないタイプも/

暑さ・寒さ対策

ナビ画面にかからないサンシェード

夏の車内は高温になります。冬は雪降る中エンジンをつけっぱなしで寝てしまうと、マフラーが埋まってしまい、一酸化炭素中毒になる可能性もあります。

このため、車に頼らない暑さ・寒さ対策をしてほしいです。

道を開けてくれる工事中や他の車のライトが光っている明るい中、寝るのもなかなかキツイです。このため、

  • 車用の網戸
  • 遮光カーテン
  • 電気を使わないジェルマットやひんやりグッズ
  • ダッシュボード用のサンシェード
  • ホッカイロ
  • 毛布や電気毛布

とくにダッシュボードは、夏場は75度以上になる場所なので、サンシェードは用意を。

\サンシェードはこれ/

ライト

ガソリンは移動するときのためにとっておきたいので、ライトは別で準備します。

私の場合は、懐中電灯と防災ポーチに入っているヘッドライト、あとはDAISOの災害用ライト(ケミカルライト)。

懐中電灯は、発煙筒と併用(車検OK)タイプへ買い替えました。電池を入れっぱなしでいいのかなと心配ですが、説明欄を見たところ定期的な点検をしてくださいとのこと。

ケミカルライトがあるのは、水に強いという点です。ジェントスヘッドライトも防塵・防滴仕様。

軍手

ワークマンの防刃軍手

救急車が来ない・病院が機能していない災害時にケガはなるべくしたくありません。

このため、作業する手を守る軍手を用意してください。できれば防刃タイプを。

モバイルバッテリー

いつものかばんにモバイルバッテリーを。

いやいや、”車載”ではないから7つに入れないでよ…!と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、情報や電気が大切な時代に、少量でも電気を持ち運べるというのは大変大きいです。肌身離さずぜひもっていてほしいです。

車にも載せてほしい気持ちはやまやまなのですが、モバイルバッテリーの多くに使われているリチウムイオン電池は、高温に弱く膨張や発火のリスクがあるので車に載せっぱなしはNGです。

このため、車載してほしい7つに入れましたが、かばんで持ち歩きしてください。

その他あったら役に立つもの

  • スコップ
  • ウェットティッシュ(ボディタオル)
  • 酔い止め
  • 救急箱
  • 子どもの遊ぶグッズ
  • スリッパ
  • 浄水器
  • Wi-Fi機器

常備薬が必要な方は防災ポーチに入れて普段から持ち歩きを。

載せる場所がない車にはこうして

youtubeのコメントで「載せる場所なんてない」とコメントが来ました。

めこ

たしかに軽自動車や、そもそも人数が載っている状態だと少ないかも

このページでは、”最低限載せたいライン”をお伝えしている通り、人が乗っているときは、常に載せていてほしいグッズです。

でも、無印の頑丈収納ボックスに入っている防災グッズは、後ろの収納になくてもいいです。なぜなら、すぐに手に取れる場所になくていいから。

使うときは、移動中ではなく家がない状態・止まったりして、ちょっと腰を据えていると思います。だから取り出す必要があるんです。ということはどこにあってもいいということ。

おすすめは、座席の下です。意外と座席の下って空間あるんですよ。ティッシュのストックを置いていたり、スリッパを置いていたり…。500mlペットボトルであれば4~5本ほど入ると思います。

天井にも収納しています。軽くて落ちても痛くない毛布やウェットティッシュのストックなど。

\直接ウェットティッシュが出せるやつ/

最後に

携帯トイレには、設置する簡易トイレが必要です

最後にもう一度、最低限用意したい「7つの車載防災グッズ」をまとめます。

  • 飲み物・食べ物
  • 非常用トイレ
  • 脱出用ハンマー
  • 暑さ・寒さ対策
  • ライト
  • 軍手
  • モバイルバッテリー

モノを選べば1万円ちょっとで準備できます。

とくに通勤で使う方は優先順位をあげて準備をすると安心です。ぜひ!


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